2017年度・本人主体の個別支援計画作成のためのファシリテーター養成研修

研修会等のご案内 | 2017/05/13(土)

全9回
日程
①2017年6月13日(火) 午後1時~5時
②7月11日(火) 午後1時~5時
③8月25日(金) 午後1時~5時
④10月3日(火) 午後1時~5時
⑤10月24日(火) 午後1時~5時
⑥11月17日(金) 午後1時~5時
⑦11月27日(月) 午後1時~5時
⑧12月1日(金) 午後1時~5時
⑨2018年1月 日程詳細未定

障害者総合支援法の一部改定によって、本年4月から、相談支援事業者による「サービス利用計画」の策定により、支給決定が行われ、その後、その支給決定に基づき、利用計画が再策定され、その計画に基づき、個別事業所が「個別支援計画」を策定、サービス調整会議におけるモニタリングの実施が行われることになっている。この手続き変更により、「個別支援計画」の策定がますます形骸化することも予想されるとともに、「サービス利用計画」そのものが、極めて機械的なものとなることなども懸念されています。
このセンターのこの研修は、長年にわたってICFを用いた個別支援計画の在り方を検討してきた検討会の成果として出版された「ICFを活用した自立支援プログラム」を題材にその作成過程を通して、障害者支援の現場において「本人中心型の支援計画」とは何か、その意味と意義について理解し、各職場でそれらを実践できるファシリテーターを担える人材を養成することを目標としています。加えて今後課題となる「高齢期の障害者」を考えるとき、心身機能や構造の変化等を詳しく知って支援していくことが求められます。その意味で、ICFの提起するものをよく理解して、活用していくことも大切です。
業務など各種条件の厳しい中ではありますが、新たな課題に積極的に対応する現場職員としての資質向上のため、是非積極的なご参加を期待しています。

対象者;主任・サービス管理責任者 
受講料;加盟施設職員 無料(未加盟一般施設職員3万円)
会場;大阪障害者センター会議室
定員;15名(基本的には法人・施設からの推薦者を優先します)

【研修内容】参加者が各職場から事例を持ち寄り、相互に事例検討を行う。その際、ワークブックにある5つの視点を基に検討を進めていく。1回の研修会で1つの視点について検討し、5つの視点での検討を重ねていく。その後、支援計画を作成、報告する。さらに、各職場で支援計画に基づいて実践したものを分析・考察していきます。職場の事例を基に、体験的に学び、ICFを活用した個別支援計画の有効性を実感として得ることを目標とします。
【研修用テキスト】本人主体の「個別支援計画」ワークブック:かもがわ出版(必ず購入して持参ください)
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