2017年度・相談支援技術研修のご案内
全3回
日程
①2017年5月19日 午後1時~4時
②6月16日 午後1時~4時
③7月7日 午後1時~4時
大きな福祉制度改革の変更の中で、現場では、スタッフ不足の状況などに加え、非常勤職員の比率も高まるなど、厳しい条件が加速しています。そんな中で、これまで現場が大切にしてきた理念を生かした新たな実践の創造が求められています。同時に、三障害の一元化や児童・障がい・高齢の包括相談・就労移行の促進など新たな制度への対応も厳しく求められる事態を受けて、相談支援技術やインフォームドコンセントにもとづく支援など現場職員の悩みは増すばかりです。
さらに、今年度からはか―ビス管理者等に対しても「意思決定支援」等が大きく求められることとなります。その点では、これまで以上に本人意思の確認等も重要な課題となります。
本年度も、このコースでは、日頃から、「相談支援事業等で、精神障害の方たちへの対応が難しい。」「利用契約というが、本人や家族への計画の説明やコンセンサスづくりはどうしたらいいの?」「面接時や訪問時の応接のポイントは?」等の混乱や疑問のお応えし、こうした計画をもとに「実践を組み立てる上での、スーパーバイズ」についても、その視点を学べる、特別コースを設定しています。また、今年度から相談支援事業の中で「サービス利用計画」が大きく位置づけられることとなりましたが、その作成の視点等を現場での大きな悩みとなっています。別途、このサービス利用計画作成の視点等も学べる企画も準備しました。この企画は、主として相談支援や家族との面接等具体的な相談支援技術に特化したものとして企画しました。
相談支援員のみならず、現場の職員にも不可欠なスキルであることから、今年度も企画いたしました。特に、講義を聴きっぱなしにしないために、グループワークや演習なども組み入れ、実践的な研修になるよう工夫しています。
業務など各種条件の厳しい中ではありますが、新たな課題に積極的に対応する現場職員としての資質向上のため、是非積極的なご参加を期待しています。
◇対象者;相談支援センター職員・施設職員対象
◇受講料;加盟施設職員 無料(一般未加盟施設職員3万円)
◇会場;大阪障害者センター会議室
◇定員;15名(基本的には法人・施設からの推薦者を優先します。定員になり次第募集を締め切ります。)
案内はこちら