１２月２２日、第４回社会保障制度改革推進本部会議が開催され、今後の社会保障改革、平成２９年度の社会保障の充実・安定化等について審議が行われました。このうち、社会保障制度の改定方向について、医療制度では、高額療養費の引き上げ、後期高齢者の保険料軽減特例の段階的廃止、入院時の光熱水費相当額の患者負担の徴収、マイナンバーによる金融資産の保有状況の把握と資産状況を踏まえた患者負担の在り方の検討、かかりつけ医を通さない外来受診時の定額負担の検討、市販品類似薬の保険給付見直し等が、介護保険制度では、「現役並み」所得者の利用者負担割合を３割に引き上げ、生活援助サービス・福祉用具貸与等の制度の縮小と単価の引き下げ等が、提言されています。