2004年度
障害のある子どもたちの学童保育・放課後保障講座
生活をつくり発達をつちかう豊かな放課後保障をめざして
主催;特定非営利活動法人大阪障害者センター
〒558‐0011 大阪市住吉区苅田5−1−22
電話;06‐6697‐9005 Fax;06‐6697‐9059
後援;大阪府教育委員会・大阪市教育委員会
障害のある子どもたちの放課後の生活は、依然として厳しい状況におかれています。
「学校から帰ってくると、一緒に遊ぶ友達がいない」「ずうっと親と一緒に過ごす毎日」「学童保育になかなか入れない。入れても、小学校高学年、ましてやそれ以上の年齢になればそんなところもない…」そんななかで、「障害のある子どもたちにも、豊かな放課後保障を」と、全国的に様々な取組がすすんでいます。障害のある子どもを一般の学童保育に受け入れる自治体が増え、障害のある子どもたちを対象にして何らの形態で放課後ケアを行うグループも増えつつあります。それは、大阪でも例外ではありません。
そうした状況のなかで、「より豊かな放課後の生活・活動を子どもたちに保障するには」「子どもたちの障害や発達にあった指導・援助とは」「そのための制度的・財政的な保障をつくるために」等について学びたいとの要求が高まっています。今回の講座は、そうした願いに応えようと企画されたものです。参加者みんなが、ともに学びあえ、お互いの結びつきをつくる機会となることを願っています。
定員/100名
※全講座受講者を優先して受け付け、その状況によっては部分受講も可とします。但しその場合も事前申し込みが必要です。なお、定員になり次第しめきります。
受講料/3000円(部分受講の場合は1講座1000円)
会場/8日:アピオ大阪 13日:大阪府谷町福祉センター
参加申し込み/電話(06‐6697‐9005)でお申し込みください
(1)第一講座
6月8日(火)午前10時〜12時
「障害のある子どもたちの発達と指導」
=障害や発達、生活年齢が多様な子どもたちを、どう捉えどう指導していけばいいのか=
講師;白石恵理子氏(滋賀大学)
(2)第二講座
6月13日(日)午前9時50分〜11時50分
「大阪における障害児放課後保障の現状と課題」
=大阪府ならびに府下市町村における施策と取組の現状、今後の課題について=
講師;前田達夫氏(障害児の豊かな放課後を実現させる会)
(3)第三講座
6月13日(日)午後0時40分〜2時40分
「放課後、ワンクッションをおいて帰宅する意味を考える "ひろと君の事例を中心にして"」
=障害のある子の放課後活動の意味を考える=
講師;村岡真治氏(東京;ゆうやけ子どもクラブ)
(4)第四講座
6月13日(日)午後2時50分〜4時50分
「地域にねざした障害のある子どもたちの放課後保障」
=全国的な状況と滋賀における“障害児放課後保障ネットワーク”の取り組みから学ぶ=
講師;黒田学氏(滋賀大学) |