大阪障害者センター活動報告
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厚生労働省 支援費単価改定案を白紙撤回 03/12/17

高原弘海厚生労働省障害福祉課長は17日、日本障害者協議会や日身連、DPI、育成会など7団体の要請に対し、来年度のホームヘルプ、グループホームの単価「見直し(切り下げ)」について、「申し訳なかった」「白紙にもどしたい」「事業は現状を当面維持する」、「今後は『障害者(児)の地域生活支援の在り方に関する検討会』にて検討いただけるようにしたい」と述べ、事実上の白紙撤回となりました。

 白紙撤回となったのは、ホームヘルプ関連で今年度50億円の不足、居宅支援費では100億円不足が明らかになった中で、「やりくりを考えたい」とし打ち出された単価改定に関してです。

7団体は統一して、
1. 現状でこのような大幅な見直しをすることは時期尚早であり、貴省の案を白紙に戻し、互いの信頼関係を保ちつつ、障害者(児)の地域生活支援の在り方に関する検討会で議論すること。
2.なお、今回、同様に来年度予算に関する見直しとして示された「平成16年度に向けたグループホームの事業運営の見直し(案)」についても白紙に戻し、当事者・関係者との信頼関係を保ちつつ検討を進めること。
を強く要望していました。



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